『寝かしつけの神アイテム』は、いつから使える?
『赤ちゃんおやすみ、ママひとやすみ』が実現できるグッズ。何歳まで使えるの?
おもちゃ大賞を受賞したおやすみプロジェクターの対象年齢は?
など、寝かしつけグッズに悩んだことはありませんか?子どもの睡眠力の成長に合わせたグッズを使い、多忙な一日のしめくくりである寝かしつけを短く楽にしましょう。
生活に余裕を作ることで、子どもとの時間がより楽しく過ごせます。この記事では、簡単に使える寝かしつけグッズを年齢別に分けて紹介します!
寝かしつけグッズを選ぶポイントは?
新生児期から幼児期にかけて、眠りは大きく変化します。グッズ選びのコツを年齢ごとにまとめました。
新生児期
キーワードは「Cカーブ」です。産まれたばかりの赤ちゃんは胎児と大差がありません。
背中スイッチを防ぐために、胎内での体の形を再現します。アルファベットのCの字のように背中を丸めた状態を保ちましょう。また、新生児期特有のモロー反射を防ぐには、おくるみによる体の固定が有効です。
乳児期
乳児期は『まず、子どもを落ち着かせること』を重視します。この時期は夜泣きや寝ぐずりの最盛期。
「動」である大泣きから「静」である眠りに一足飛びに移すのは至難の業です。クッションとして、赤ちゃんを穏やかにするグッズを挟めば、眠りへの近道になります。
1歳
入眠時の安心グッズを作りましょう。1歳児は時間の感覚や眠気に対しての行動が未成熟です。
「寝る時間はいつなのかな?」「眠いけれど、どうしたらいいのかな?」の疑問に答えを出すのが安心グッズ。
安心グッズを身につけたら、あるいは手にしたら寝室で就寝という行動を繰り返すことで、眠りへの指針を作ります。
2歳
2歳児の多くが眠りや暗がりを「こわい」と表現します。入眠時の感情は睡眠の質を大きく左右します。
そこで、寝室に安らぎの空間を作り出します。美しい光や音で癒してあげましょう。眠る前のひとときを好きになることで、ねんねの時間と仲良くなれます。
3~6歳
子どもを睡眠モードに切り替えることが大切です。
子どもは楽しみを見つける天才。そのため、放っておくと眠ろうとせず延々と遊びに引き込まれてしまいます。しかし、寝室に楽しみを用意すれば、自然と眠りに近づけます。
【年齢別】寝かしつけグッズ&おもちゃ11選
新生児期におすすめ
おやすみたまご
「寝かしつけの神アイテム」と言われる授乳ベッドです。3万個の売り上げを誇り、マタニティ雑誌Pre-moで「先輩ママ300人が選んだ育児グッズ」に選ばれました。国立病院、乳幼児健診の行われる保健センターで活躍しています。兵庫県小野市のふるさと納税の返礼品としても有名です。
赤ちゃんの背中の丸みにぴったり沿ったCカーブの維持によって、背中スイッチとおなかスイッチを防ぎます。また、ビーズのクッション材は床へ下ろした衝撃を緩和します。寝返りや蒸れなどの不安解消に、キープベルトやエアメッシュなど追加パーツが続々と発売されています。
<クチコミ>
- このアイテムのおかげで母乳外来中もすごく助けられます(助産師)
- 背中スイッチが作動せず、精神的に安定して育児できました(双子のママ)
- 確かにベッドより良く寝てくれますが、すごーく蒸れます(新生児のママ)
スワドルアップ
スワルドミーのおくるみで、世界で1200万人の赤ちゃんが快適睡眠しました。84%の赤ちゃんの睡眠が3時間35分伸びたと評判です。自分で巻くタイプのおくるみより、圧倒的に着脱が楽にできる点が魅力です。
心地よい体勢の維持に加えて、モロー反射の防止や体温調節にも一役かってくれます。オールシーズンに対応したバリエーションと豊富なカラーやサイズから、ぜひお気に入りを見つけてください。
特にラップサックは腕を出すか、出さないかを切り替えることができ、赤ちゃんの自由な動きを妨げません。また、足元のファスナーを開閉すると、簡単におむつ替えができます。リピーターが多く「サイズを上げて追加購入をした」との声が多く聞かれました。
<クチコミ>
- 新生児期に使っていて、6か月に大きいサイズを買い足しました(生後6か月のママ)
- ミルクの後にこれにくるむと、5‐6時間は寝てくれます(生後1か月半のママ)
シンプリーグッド ナーシングピロー
お昼寝におすすめなのが、育児先進国イスラエル発のC字型クッションです。背中に挟んで赤ちゃんを寝かせることで、Cカーブの体勢を維持し、背中スイッチを防ぎます。赤ちゃんを抱っこの形から大きく変化させず、床に置くことができます。
さらに、授乳後のねんねへの移行がスムーズで、頭を高くした姿勢を作り、吐き戻しを予防します。
妊娠中には抱き枕、産後には円座や授乳クッション、子どもの遊び道具として多用途で使えます。クッションの中身にはアクリル繊維が使用され、型崩れせずにボリュームをキープします。
<クチコミ>
- 頭が高いのがいいのか、ベッドよりよく寝ます(2か月児のママ)
- 便利です。産後から長く使っています(1歳児のママ)
乳児期におすすめ
ネムリラ AUTO SWING BEDi Long EG
「赤ちゃんおやすみ、ママひとやすみ」がキャッチコピーの、睡眠に特化した電動ベビーチェアです。日本で初めて1歳頃まで電動のオートスウィングが使えるようになりました。
寝かしつけのための抱っこでゆらゆらを、ネムリラにお任せできます。ママの心拍数に近い周期で揺れるスウィングと7種のメロディが特長です。
また、天井を直視しがちな仰向け期の赤ちゃんのために、遮光性に優れた幌「スリープシェル」で眠りに理想的な暗さを作ります。調査では「平均40分の寝かしつけが5分になった」と結果が出ました。
<クチコミ>
- 今まで寝かしつけにかかっていた時間と体力を温存でき、自分の時間がだいぶできました(3か月児のママ)
- 背中スイッチが発動して起きてしまっても、スイングさせると勝手にまた眠ってくれるので助かっています(3か月児のママ)
- 入眠率は50%くらいです(4か月児のママ)
ベビーシュシャー
著名な小児科医ハーヴィー・カープ博士が考案したサウンドスピーカーです。アメリカで大人気の商品で、雑誌「たまごクラブ」「ひよこクラブ」にも掲載されました。
使い方は「赤ちゃんから60㎝以内にベビーシュシャーを置いて起動する」これだけです。タイマー機能付きで、扱いやすさが魅力。コンパクトな上、ボリュームの調整が可能なので、外出先でも活躍します。
スピーカーから流れる子宮内の疑似音は、夜泣きや寝ぐずりへの効果が期待できます。
乳児期に多い睡眠由来のギャン泣きには対策が必須。子どもを穏やかな精神状態に整えれば、眠りへの第一歩となります。
<クチコミ>
- 産院で使っているのを見て、新生児期からの寝かしつけルーティーンにしています。子育ての救世主です(生後6か月のママ)
- ベビー撮影の仕事に使っています。おとなしくリラックスしてくれる赤ちゃんが多いです(カメラマン)
1歳におすすめ
キリンのソフィー ドゥドゥ
1961年産まれの「キリンのソフィー」は「フランス人はソフィーと一緒に育つ」と言われるほどの人気のおもちゃです。なかでも、寝かしつけグッズとしてのおすすめが、ソフィーコレクションの「ドゥドゥ」。ドゥドゥとはフランス語で「小さなぬいぐるみのついた布」という意味を持ち、現地では赤ちゃんの必需品です。
「ソフィーと一緒の時は、眠る時間」の習慣づけによって、気持ちの切り替えが上手になります。柔らかい布は上質なにぎにぎとなり、おねんねタイムに安心感を与えます。
<クチコミ>
- 寝かせたい時はソフィーを見せてお話しすると、ごろんと寝てくれます(9か月児のママ)
- 肌触りが良く満足しています。5か月の子がキリンの首を握れるサイズです(5か月児のママ)
ソレイアード ガーゼスリーパー
こちらは冬におすすめの寝かしつけグッズ。アメリカでは、スリーパーでの就寝が一般的です。布団を使わずに眠るので、SIDSの防止に貢献しています。
スリーパーは子どもが眠るための衣服として大変優秀です。なぜなら、掌を出して体幹を温め適切な体温調節によって快眠を実現できるからです。
さらに「スリーパーを着たら、寝る」の繰り返しで、子ども自身が就寝時間を把握します。お世話をする際のメリットとして、袖のある防寒着と違い、着せやすい点があげられます。
こちらのスリーパーは、織目の違う6層のガーゼがふんわり空気を含み、寒い時はあったかく、暑い時は汗をすばやく吸収します。また、股下ボタンによって、おむつ替えがしやすい構造になっています。新生児期から4歳頃までと長く使用できることが長所です。
<クチコミ>
- やはり、フィセルのスリーパーは品質が良いです!(1歳児のパパ)
- 寝冷えの心配が減ります。優しい風合い、可愛いくま柄、洗えば洗うほど柔らかくなるので、気に入っています(2歳児のママ)
- あったかく子供も良く寝ており、満足です(8か月児のママ)
2歳におすすめ
アクアタートル
アメリカの小児科医と睡眠セラピストが開発した、売り切れ続出のぬいぐるみです。製造会社のクラウドビーは、眠りをサポートしたおもちゃで数々の受賞をしました。
アクアタートルを使うと、まるで部屋が海のような空間になります。光の波間に漂うような心地よさと美しいヒーリング音楽を全身で受け止めているうちに、自然と眠くなってしまいます。家族そろって、癒しの空間を満喫してください。
カメのぬいぐるみの穏やかに目を閉じた表情が、子どもの安心を作り出します。
<クチコミ>
- 「かめさんと先に寝ててね」と言って寝かせています。(3歳の末っ子のママ)
- ゆらゆらする光と音楽で、なんと抱っこなしで眠ることが出来ました。本当に驚きです。(2歳児のママ)
- 睡眠導入の儀式の一つとして取り入れています。やさしい光と音楽で寝付きが少しよくなった気がします。(9か月児のママ)
おやすみなさいおつきさま
おやすみのルーティーンとしての絵本は、眠りの質を高めます。「おやすみなさい おつきさま」は世界中で読みつがれるおやすみ絵本の傑作です。累計発行部数4800万部を超え、アメリカの元大統領オバマ氏が“人生最初の一冊”と紹介したほど。
緑の壁と赤い床の不思議な雰囲気の部屋で、うさぎの子どもが眠りにつこうとしています。うさぎは部屋中の物や動物に「おやすみなさい」の挨拶をかけていきます。読み手は絵の中のこねずみや手袋を探しながら、カラフルなページと白黒のページが交互に続く夢のような世界に集中していきます。
うさぎの子どもと一緒におやすみの儀式をしながら、眠りに近付く一冊です。
<クチコミ>
- 入眠導入へといざなう絵本の構成が素晴らしいです。絵本のように『おやすみなさい、カーテン』、『おやすみなさい まくら』などと、周りのものにおやすみなさいを言って寝るようになりました(2歳半のママ)
- 読み終わってから目をこする娘。この絵本、やっぱり寝る前にピッタリのようです。(2歳のママ)
3歳~6歳におすすめ
ドリームスイッチ
セガトイズから発売された動く絵本を投影するプロジェクターです。2019年には日本おもちゃ大賞のコミュニケーション・トイ部門 優秀賞を受賞。 20万台を売上げ、90%のパパママが寝かしつけ効果を実感しています。
ドリームスイッチの読み聞かせの特徴は、眠気を誘うゆっくりとした絵の動きと読みのスピードです。映像がはっきりと映り、簡単なリモコン操作によって大人もストレス無く楽しめます。
さらに、急にトイレに行きたがった時の一時停止や寝落ちしてしまった時のオートオフなど、子どものいる生活に寄り添った工夫がされています。
童話だけでなく、講談社の動く図鑑MOVEの星座のお話やアルファベット、あいうえおなど多彩な内容で学びを深められます。ディズニー版のドリームスイッチやトーマスの追加ソフトなど、子どもの好みに合わせての選択が可能です。
<クチコミ>
- 1、2話見ると大人も子どもも眠たくなります。寝かしつけが楽になり、購入した甲斐があったかなと思っています。(0歳児と3歳児のママ)
- ひとりでドリームスイッチを見て、そのまま寝てしまうこともありました(5歳児のママ)
光るパジャマシリーズ
幼児期には好みがはっきりとしてきます。バンダイの光るパジャマシリーズには、スーパー戦隊や仮面ライダー、プリキュア、おしり探偵と人気のキャラクターが揃っていて、きっとお気に入りが見つかるでしょう。
暗闇で光るキャラクターを見るためには、寝室に行き電気を消さなくてはいけません。こどもはプリントを見ているうちに、うとうとと夢の中に落ちていきます。
寝かしつけだけでなく、入浴後のお着換えへの意欲の向上も期待でき、誕生日やクリスマスのプレゼントとしても多く購入されています。
<クチコミ>
- CMを見て以来、とても楽しみにしていました。夜が待ち遠しくなったようです。(4歳児のおばあちゃん)
- 蓄光性があり暗くなると光るので、喜んで着て寝ています(70代のおじいちゃん)
まとめ
近年、優秀な寝かしつけグッズが多く発売されています。しかし、すべての子どもが100%安眠するグッズはありません。
グッズ選びで大切なのは子どもとの相性です。グッズとの出会いを楽しみながら選びましょう。
特に、新生児期と乳児期に多い高価な寝かしつけグッズはレンタルも視野に入れてみてください。