子供の寝かしつけって何歳まで?イライラしないための3つのポイント

育児中は自分ではなく子供のペースで時間が過ぎていきます。

毎日の寝かしつけがうまくいかないと、貴重な自分の時間が無くなったり睡眠時間が減少したりするので、ストレスがたまってイライラしがちです。

そこで今回は、子育て中の多くのママが直面する「寝かしつけのイライラ」を上手に解消するためのコツや、寝かしつけはいつまで必要なのか?についてわかりやすくまとめてみました。

 

子供の寝かしつけはいつまで必要?

期間に決まりはなく、個人差が大きい

寝かしつけは、子供が一人寝できるようになるまでのサポート期間です。「いつ始めて、いつまで行う」という期間に決まりはありません。

一般的には、幼稚園に入園する3歳くらいまで、遅くて小学校入学前後くらいの時期に寝かしつけを卒業する子が多いとされていますが、個人差がとても大きいです。

兄弟がいる場合は同室に兄・姉がいることで安心感が得られるので、長子や一人っ子よりも早く卒業する傾向にあり、日中仕事に忙しいママが寝かしつけを親子のスキンシップタイムとしてとらえ、あえて長い期間寝かしつけを行うケースもあります。

発育状況や性格、生活環境などからトータルで判断し、その子にあった時期に無理なく寝かしつけを卒業しましょう。

周囲と比べてあせらない

同じ年の子を持つママ友から「うちの子はもう寝かしつけしていない」という話を耳にすると、焦ったりうらやましく思ったりすることもあるかと思います。

寝かしつけを早めに卒業したい場合でも、周囲と比べて焦って急に一人で寝かせようとするのは避けましょう。

赤ちゃんがなかなか寝てくれなくて、毎日苦戦している方は、こちらの記事(どうして寝ないの?赤ちゃんを寝かしつけるワザとは?)で、寝かしつけをスムーズに行うためのコツを詳しく紹介しているので、是非参考にし、赤ちゃんの睡眠環境を見直してみてください。

子供がなかなか寝ない場合、生活習慣の乱れや運動不足、精神的な不安など、眠りを妨げる要素がないかをチェックしてみましょう。

 

親がイライラしないためのコツ

大人になっても寝かしつけが必要な人はいません。子供はいつか必ず寝かしつけを卒業し、一人で寝られるようになります。

わかってはいても毎日なかなか寝てくれないと、自分の時間がなくなるし、寝不足による子供の発達面への悪影響も心配になり、親はどうしてもストレスがたまってイライラしますよね。

寝かしつけがなかなかうまくいかない時、イライラしないために是非行ってみてほしい3つの方法を紹介します。

1.寝かしつけ前に入眠儀式を行う 

寝かしつけ前、毎日同じ時間に同じ行動を行う「入眠儀式」を取り入れ、子供に「これが終わったら寝る時間」とインプットさせるのがおすすめです。

毎日寝る前に決まった行動を繰り返し行うことで子供の心が落ち着き、自然と眠りモードになり寝つきが良くなってその結果、寝かしつけが楽になるからです。

入眠儀式は難しい内容ではなく、毎日簡単に無理なく続けられる内容を設定するのが、イライラせずに長く続けるためのポイントです。

【簡単にできるおすすめの入眠儀式】
  • 絵本を読み聞かせる
  • 1日の出来事を振り返って話す
  • トイレに行く
  • パジャマに着替える

絵本の読み聞かせは、子供にどんどん次をせがまれる場合も多々あり、時間が長引くと親にとってストレスになりがちですよね。

イライラせずに長く続けるためには、毎日時間やページ数を決め、終了したら「続きは明日のお楽しみね」と声をかけ、子供の要求に応じて長く続けすぎないようにする方法がおすすめです。

最初慣れるまではちょっと面倒に感じるかもしれませんが、習慣化に成功すれば寝かしつけが格段に楽になるので、イライラの解消につながりますよ。

2.寝かしつけに音楽を取り入れる

寝かしつけしてもなかなか寝てくれず、そばに寄り添う時間が長くなれば、寝てくれない焦りでイライラがつのりがちです。なかなか寝ない子を怒鳴ってしまい、後から自己嫌悪に陥ることもあるかもしれません。

そんな方におすすめなのが、寝かしつけの時、癒しやリラックス効果のある音楽を寝室に流す方法です。

選ぶ曲は、病院の待合室で流れているような心を落ち着かせるヒーリング系の音楽や、脳の興奮を沈めるオルゴール系などがおすすめです。

子供の睡眠を誘うとともに、親のイラつく気持ちも落ち着かせてくれます。

普段から見ているアニメの曲などは、興奮して神経が高ぶり眠りを妨げる場合があるので、寝かしつけヘの利用はなるべく避けましょう。

YouTubeなどには、リラックス効果が高く眠気を誘う楽曲が多数公開されています。CDを特別に用意しなくても、今日の夜からすぐ取り入れられますよ。

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3.パートナーに協力を求める 

夫の仕事が忙しかったり、転勤で近くに親族がいないなど、日中一人で育児に奮闘するママは、育児のストレスや悩みを一人で抱え込みがちです。

  • パパの帰宅時間と寝かしつけが重なったら、少しご飯を待ってもらう
  • 休日、寝かしつけの協力をお願いする

などパートナーにも協力を求め、一人で抱え込みすぎないようにしましょう。

特にママが仕事を持っている場合、仕事と家事・育児の両立は想像以上にハードなので、パパとお互いに協力しあって育児を行うことは不可欠です。

体力的な疲労が蓄積し精神的な余裕がなくなると、些細なことにもイライラして八つ当たりしてしまうこともあります。夫婦関係の悪化にもつながりかねないので、ストレスが爆発する前に早めに夫にSOSを出しましょう。

夫に気持ちよく協力してもらうためには、普段家族のために仕事を頑張ってくれている事への感謝の気持ちを忘れずに。

 

まとめ

寝かしつけはいつまでも続くのではなく、長い子育て期間の中で実はとても短いです。数年後には手がかからなくなり、親としてはちょっと寂しくなったりもするものです。

子供は親にとってかけがえのない大切な存在ですが、寝かしつけがスムーズにいかないとイライラすることも多々あります。

今回ご紹介したイライラ解消法で気持ちが少しでも楽になれれば幸いです。

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