【医師レビュー】kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターを使ってみた感想

この記事を読めば、

  • kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターはどんな商品?
  • kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターを使ってみた感想は?
  • kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターのメリット・デメリットは?

上記のような悩みが解決します。

多くの親が悩んでいる、子どもの寝かしつけ。

そんな悩みの種を解消してくれる救世主として、kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターが人気を集めています。

しかし、いくら売れ筋の商品でも、本当に効果があるのか不安に感じる人もいますよね。

今回は2児の母」「医師」2つの立場から、子どもの睡眠事情や朝まで寝る秘訣、kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターを実際に使ってみた感想まで紹介していきます。

0−3歳の子育ての悩みNo.1は「寝かしつけ」

21時までに寝かしつけたい」「なかなか子どもが寝てくれない」など、子どもの睡眠に関する悩みは尽きません。

博報堂子育て家庭研究所が行った、3歳未満の子どもを持つ母親を対象にした調査¹では、育児の悩みNo.1は「子どもの睡眠(66.4%)」でした。

また、寝かしつけにかかる時間の調査では、30分以上と回答した人が約6割、60分以上と回答した人が約2割にものぼりました。

「ストレスに感じている」と回答した人は約6割で、半数以上の人が子どもの寝かしつけに悩んでいるようです。

日本人の赤ちゃんは世界で1番寝ていない!

子どもの不眠は肥満、免疫低下、学習障害など、さまざまな健康被害を引き起こす原因につながるので、不安に感じている親も多いでしょう²

Withings(ウィジングズ)の調査³で、日本人の平均睡眠時間(6時間2219秒/日)は世界各国と比較して極端に短いことがわかりました。

日本小児保健協会の調査では、22時以降に就寝する割合は16ヶ月、2歳、3歳で半数を超えています。

厚生労働省の21世紀出生児縦断調査によると、46ヶ月での最多就寝時間は21時台で約5割、22時台が約2割であり、21時前に就寝する子は2割以下と、夜型が進んでいることが分かります。

また、新型コロナウィルスの影響や、度重なる緊急事態宣言などで、生活環境の変化から不安、不眠の訴えも増加しました

朝までぐっすりのカギは「寝る前の習慣」

適切な寝かしつけの方法は、子どもの年齢によって異なりますが「寝る前の習慣」の確立が全年齢において非常に重要なポイントです。

  • 適温のお風呂につかる
  • パジャマに着替えて布団に入る
  • 照明の明かりを暗くする

など、上記のような対策を行っている家庭は多いと思います。

また、就寝前の激しい運動や電子機器の使用、カフェインなどの刺激物の摂取は控えるようにしましょう。

リラクゼーションなどは子どもの好みもありますが、中でも「絵本の読み聞かせ」による寝かしつけは、就学時まで非常に高い効果を発揮します。

これから紹介する「kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクター」を取り入れるのも1つの方法です。

kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターとは

kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターとは、天井や壁に絵本を投影して子どもの自発的な睡眠をサポートする睡眠玩具です。

ここからは、kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターの特徴や値段、コンテンツ内容について紹介していきます。

kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターの特徴

kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターは「睡眠=楽しいもの」になるように、とにかく親切な設計になっています。

460gの軽量ボディで持ち運びも簡単

セッティングはコンセントにつなぐだけ

遠隔操作に対応

絵本はSDカードに収録

子どもが起きないように操作音が小さい

絵本コンテンツ

コンテンツ内容は、医学博士の日本催眠学会名誉理事長「古賀良彦先生」が監修しており、脳に刺激を与えない映像や音質、明るさなど、細部まで作り込まれています。

また、知育や知育や情操教育を目的にした絵本コンテンツも、人気を集めている理由の1つです。

「睡眠環境づくり」に特化した機能が充実しており、子どもの寝かしつけをサポートすることだけを考えて作られているので、無駄な機能はあえて搭載していません。

真っ暗ではなく、子どもが安心できる寝る前にぴったりの穏やかな明るさや、オルゴール調のBGMを採用して、心身のバランスの調整効果が高い4000Hz以上の高周波音で、快眠をサポートしてくれます。

特に「習慣づくり」が重要だと考えており「kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターを見てから寝る」というシンプルなルーティーンが、子どもの寝る前の条件づけになります。

kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターの値段

本体の値段は¥21,780(税込)と、決して安くはありません。

しかし、絵本選びや絵本の置き場所、子どもが絵本を破いてしまうなど、睡眠以外の悩みも解決してくれるので、コスパが悪いわけではありません。

月々¥2,178(税込)で、本体と3ヶ月に1015冊の絵本コンテンツが届くサブスクプランも用意されています。

いきなり本体を購入するのに抵抗がある人は、サブスクプランからお試しではじめてみてはどうでしょうか。

実際にkipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターを使った感想

ここからは、実際にkipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターを使ってみて感じたレビューを紹介していきます。

その後の変化やどんな人にオススメなのかも解説しているので、迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

3歳の娘の場合

kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターを使ってみて3歳の娘に以下のような変化がありました。

  • 自分から布団に入るようになった
  • プロジェクターのあかりがあるので、電気を消しても怖がらなくなった
  • 投影中、もしくは投影終了後15分以内に寝るようになった

寝かしつけに大きなストレスを感じている人には、かなりオススメできる商品です。

眠る前に副交感神経を活発にさせることが良眠のコツで、音楽や優しいナレーションでリラックスし心身の緊張をほぐすことを助けます。

絵本コンテンツの内容も、睡眠分野の権威である古賀良彦先生が監修しているので、ストーリーやBGMにも高い効果があるように感じました。

1歳の息子の場合

kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターの推奨年齢は3歳から、となっていますが、1歳の息子にも睡眠サポートの効果がありました。

特にオルゴール調のBGMと、ナレーションの声に夢中になっています。

オリジナルのストーリーでは日本語特有の擬態語が多く使われているので、子ども想像力や表現力を培うのに非常に効果的で、知育の面でも役に立つように感じました。

リモコンや本体は丸みをおびており、寝返りのときにぶつかったり、口の中に入れてしまっても安全な設計になっています。

どんな家庭にオススメ?

1歳の息子と、3歳の娘の睡眠サイクルはバラバラです。

そのため、1歳の息子が寝るときに照明を暗くするので、3歳の娘に絵本を読む機会がなくなっていました。

しかし、kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターのおかげで、息子が寝たあとも娘と「おはなしの時間」を確保することができました。

2人以上の子どもを育てている家庭には、特にオススメです。

kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターのメリット・デメリット

それでは最後に、kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターの「メリット」と「デメリット」について紹介していきます。

忖度なしでデメリットも解説しているので、本当にkipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターが自分にあっている商品かどうか確認してみてください。

kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターのメリット

kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターのメリットは、主に以下の3つです。

  • 親もリラックスできる
  • 子どもとのコミュニケーションになる
  • 寝かしつけに自信がないパパでも挑戦できる

kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターの最大のメリットは、親自身もリラックスしてゆったりとした時間を過ごせることです。

子どもがリラックスした親を感じ取って、安心して眠ってくれるので、親の睡眠環境も改善されました。

働きながら育児をしている人たちは、常に時間に追われていることも多いと思います。

1日の最後に、子どもと一緒にゆっくりと幸せな時間を楽しめることが、kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターの魅力でしょう。

投影を見ている最中は、物理的にも心理的にも距離が近くなります。

安心して過ごす時間は、親にとっても子どもにとっても、かけがえないの無い思い出になるでしょう。

残念ながら、寝かしつけができるパパは、全体の半数程度しかいないのも事実です。

親自身もリラックスできるので、寝かしつけに自信のないパパにも、このプロジェクターはオススメです。

kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターのデメリット

kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターのデメリットは、主に以下の2つです。

  • 日本語しか対応していない
  • 外出先への持ち運びは不便

私の夫は外国人で、家庭では日本語、中国語、英語で子育てをしています。

1歳の息子は言葉の習得に前向きで、毎日のように新しい単語を覚えているので、他の言語にも対応してほしいと感じました。

また、本体サイズは直径170mm×高さ190mmと、家の中での持ち運びは問題ありませんが、やはり旅先に持っていくには少し荷物になります。

旅行先では子どもが興奮してなかなか眠れないことが多いので、手軽に持って行けるようによりコンパクトな商品になればと期待しています。

まとめ

今回は、子どもの睡眠に関する情報や、kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターの紹介、実際に使ってみた感想を母親と医師の視点から紹介しました。

kipkip(キップキップ)おやすみプロジェクターは日々、子育てに奮闘するお父さんお母さんの強い味方になってくれます。

「子どもがなかなか寝てくれない」「夜中に起きて自分の睡眠時間を確保できない」など、寝かしつけに悩まされている人は、ぜひ使ってみてください。

<参考文献>
(1)https://www.hakuhodo.co.jp/uploads/2018/12/20181210.pdf
(2)https://www.webmd.com/sleep-disorders/features/10-results-sleep-loss#1
(3)https://news.yahoo.co.jp/articles/dd940b2fff1dcbde559b7bc7485a4c6fb328bdfc
(4)https://www.jschild.med-all.net/Contents/private/cx3child/2009/006802/019/0219-0223.pdf
(5)https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-02-007.html
(6)https://med.stanford.edu/psychiatry/about/covid19/sleep.html

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