添い寝用ベビーベッドの失敗しない選び方とおすすめアイテムをご紹介

添い寝用ベビーベッドは、赤ちゃんを睡眠時の窒息死などの事故から守り、安全で快適な眠りをサポートしてくれます。

高さ調整などの機能が充実したものや、移動が楽なキャスター付き、コンパクトで帰省先などに持ち運びしやすいものなど、色々な種類があります。

また、使用可能期間も新生児期だけの短いものと長く使えるものがあるので、どっちを選べばよいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、添い寝用ベビーベッドの失敗しない選び方と、赤ちゃんが安全にぐっすり眠るためにおすすめの商品を厳選して紹介します。

 

添い寝用ベビーベッドってどんなもの?

添い寝用ベビーベッドとは、安全に添い寝をするために設計されたベッドです。

添い寝には、赤ちゃんとのスキンシップができる、寝ながら添い乳もできてママの体が楽、赤ちゃんに安心感を与えるなど、メリットがたくさんあります。

一方で、大人用のベッドで赤ちゃんと横並びで寝た場合、ママの寝返りで赤ちゃんを潰してしまったり、赤ちゃんがベッドから落下したりするなどのリスクも。

消費者庁によると、0歳時の不慮の事故死の8割が就寝時の窒息死とされており、窒息事故防止には大人用ベッドではなくベビーベッドの使用が推奨されています。

添い寝をするときには、なるべく添い寝用ベッドを用意し、赤ちゃんにとって安全で快適な睡眠環境を整えてあげましょう。

出典;消費者庁 0歳児の就寝時の窒息死にご注意ください
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/161024kouhyou_1.pdf

 

添い寝用ベビーベッドの失敗しない選び方

高さの調整ができるかをチェック

購入前に、普段自分が使っているベッドの高さを必ず確認し、添い寝用のベビーベッドが同じ高さに調整可能かを、チェックしておきましょう。

添い寝用ベビーベッドは、多くの商品が片側の柵を外し、大人用ベッドと横に並べて使用します。そのため、大人のベッドと段差を作らず同じ高さに調整できることが、赤ちゃんの安全で快適な睡眠に欠かせません。なるべく高さの調整範囲が細かく、微調整しやすい商品がおすすめです。

使用可能期間で選ぶ

「新生児のうちだけ一時的に使いたい」「添い寝卒業後も長く使いたい」など、どのくらいの期間使いたいかによって、選ぶべき商品が変わります。

新生児期だけ使える場所をとらないコンパクトサイズや、パーツを連結することで、長い期間使えるもの、ベビーサークルや、お食事チェアなど多目的に使えるものもあります。

「使う時期は短いし、買うのはもったいない」と、購入を躊躇(ちゅうちょ)する方も多いのではないでしょうか?そんな時は、レンタルサービスの活用もおすすめです。

安全性で選ぶ

マットレスの材質は硬めを

柔らかすぎるマットは、うつぶせで寝たとき赤ちゃんの顔がマットレスに埋まり、窒息する要因です。0歳時の就寝時の窒息死の原因で最も多いものなので、なるべく硬めの素材を選び、リスクを回避しましょう。

また、寝具が重すぎたり、大きすぎて顔を覆ったり、首に巻きついたりすることも窒息死を引き起こすリスクがあります。ベッドに使用する寝具は、大人用ではなく、ベビー用の軽くて小さいものを用意しましょう。

大人用のベッドに固定できる

高さがぴったり合っていても、ベッドが途中でずれて隙間が生じると、転落事故のリスクが生じます。大人用ベッドの隣に設置した後、ベルトで二つのベッドを固定できるものや、ストッパー付きでベッド自体が動かないように、がっちり固定できるものを選びましょう。

安全基準を満たしている

安全基準適合と認められたた商品には、2種類の安全マークが表示されています。安全な商品を選ぶために、マークの有無を必ず確認しておきましょう。

◆安全マークの種類

PSCマーク
国が定めた安全基準に合格したベビーベッドに表示
SGマーク 製品安全性協会が定める審査に合格し、安全だと認定


海外産のベビーベッドを検討中の方は、安全基準が国によって異なります。海外基準の安全マーク付きのものもあるので、事前にしっかり確認しておきましょう。

 

添い寝用ベビーベッドのおすすめ4選

添い寝用のベビーベッドは多数ありますが、先ほどご紹介したチェック項目を元に、厳選した4商品を紹介します。

①大和屋 そいねーる+ムーブ

15段階の高さ調整が可能

15段階の細かい高さ調整機能付きで、ママのベッドとぴったりの高さに合わせられます。サポートベルトで、大人用ベッドとしっかり固定し、隙間への落下事故もしっかり防げます。

キャスター付きなので、日中はリビングで、夜間は寝室でなど場所の移動も楽に行えます。ベッドの柵は、大人用と連結した状態でも開閉可能です。

同シリーズに、パーツを組み替えて4歳まで使える「ロング」タイプもあり、使いたい期間に合わせて2種類から選べます。

価格 23,000円(税抜) 材質 パイン材
サイズ(cm) W96.9×D51.5×H100 使用期間 新生児~生後12カ月
生産国 中国 安全マーク PSC・SG

おすすめポイント

高さの調整が細やかにできるので、大人用のどんなベッドにも柔軟に対応できます。ベッドの下には、たっぷり収納スペースもあるので、替えのオムツや、おしりふき・着替えなどもしまっておけますよ。

 

②ファルスカ ベッドサイドベッド

用途に合わせて形を変え、最長24カ月まで使える

添い寝用ベビーベッド・ベビーベッド・足板とキャスターを外してベビーサークルの、3WAYで、生後24か月頃まで長く使えます。高さは9段階に調整でき、床板をノブで締めるだけで簡単に調整可能です。

キングサイズの幅広ベッドにもしっかり固定できる、専用の安全ベルト付きです。キャスター付きで移動も楽々行えます。

価格 22,000円(税抜) 材質 天然木
サイズ(cm) W75×D120×H91 使用期間 新生児~24カ月頃
生産国 中国 安全マーク PSC・SG

おすすめポイント

組み立てがとにかく簡単、工具不要なので、不器用なママでも簡単にできます。素材の角はすべて丸く加工してあり、万が一頭をぶつけても安心なので、歩き始めの時期や、上に兄弟がいる家庭にも。上質な天然木を使っているので、リビングに置いてもチープな印象を与えません。

 

③ファルスカ ベッドインベッド FLEXシリーズ

成長に合わせて使い方が変えられる

大きなベビーベッドを設置するスペースがない家庭にもぴったりの、コンパクトサイズの添い寝サポートアイテムです。

赤ちゃんにとってぴったりな硬さの、独自の高反発マットレスを採用しており、ミルクの吐き戻しを防止に少し角度のついたクッションを採用するなど、細やかな配慮も。

生後4か月頃まで添い寝用に使った後は、成長に合わせて、お座りサポートや食事用シートとしてなど、最長で6歳頃まで長く愛用できる、コスパの良い商品です。

使わない時は折りたたんでコンパクトに収納できるので、帰省中や外出先での使用にもぴったりです。

価格 12,650円(税抜) 材質 コットン・ポリエステル
サイズ(cm) W40×D70×H17 使用期間 新生児~6歳頃(添い寝は4カ月頃まで)
生産国 中国 安全マーク PSC・SG

おすすめポイント

コンパクトタイプですが、赤ちゃんを寝せたときの強度や通気性にこだわりがあり、赤ちゃんの安全で快適な睡眠をサポートしてくれます。安全基準を満たした素材だけを使用し、肌に触れる部分は汗をしっかり吸収してくれ、蒸れにくいコットン素材を採用。
定期的に洗濯機で洗えて清潔なのもgood!
持ち運びが自由自在なので、場所を変えて、おむつ替えスペースや、お風呂上りの着替えスペースなどとにかく色々な用途で使えます。

 

④YAMAZAKI ツーオープンベッド b-side

天然のブナ材を使用し、1台ずつ自社工場で丁寧に製造した、純国産の添い寝用ベビーベッドです。床板の高さは4段階に調整でき、市販の一般的な大人用ベッドの高さと合わせやすくなっています。

床下の収納スペースは、扉が前枠だけでなく後ろ枠にもついているので、どちらからもお世話グッズが楽に出し入れできます。長さが約30㎝短い、省スペースに設置できるminiタイプもあります。

価格 34,000円(税抜) 材質 ブナ材
サイズ(cm) W82×D125×H89 使用期間 新生児~24カ月ごろ
生産国 日本 安全マーク PSC・SG

おすすめポイント

1954年創業の老舗国産ベビーベッドメーカーが手掛ける、安全性の高い商品です。扉が前枠だけでなく横枠からも開閉でき、とても便利で使い勝手が良いです。ベッドを設定する位置やインテリアの状況に合わせて、色々な方向から赤ちゃんを乗降できます。

 

まとめ

添い寝はママと近くで眠ることで赤ちゃんに安心感を与えますが、やり方を間違えると窒息死や転落などの事故につながる場合も。

万が一の事故を未然に防ぎ、赤ちゃんの大切な命を守るためには、ベビーベッドで寝かせるのが理想です。

添い寝用ベッドを取り入れ、ママと赤ちゃんにとって安全で快適な睡眠環境を手に入れましょう。

この写真を提供してくださった人 アラサーなめこ子育て記録 さん

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